2.整体師への道
【2.整体師への道】
1.整体師との出会い。股関節のゆがみ。
2.手首の痛み。肩こり。ぎっくり腰。
3.スクールへ。
4.プロになる。
5.整体って。
6.メリット。デメリット。
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1.整体師との出会い。股関節のゆがみ。
始めに出会いありき、、、と言いますが、
わたしが整体師と始めて会ったのは、いつだか覚えていません。
なぜなら、小さい頃からたまに整体に連れられていったから。
遠くの、有名な整体師さんだったようです。
生まれつきではないと思いますが、小さい頃から、右足が内股になるクセがあり、
(小さな頃の写真でも、右足がぐいっと内側に入っています。)
それを治すために、数ヶ月ごと通っていたようです。
施術は、足をあっちこっち曲げて、最後に歩くと、
家族「おぉ@o@*
まっすぐだ」と驚いていた記憶があります。
右股関節のゆがみ、ということでした。
未だに右足は内股になりやすいのですが、今なら自分のことがわかります。
股関節だけではなくて、右の骨盤が少しねじれています。
一番の原因は、足首が内側に入るクセがあるんですね。
片足だけ内股になることは、
歩き方に影響を与え、左右の足の長さが極端に違う状態となります。
(実際はほぼ同じ長さです。ゆがみによって、そう見えるだけ。)
と、まぁ、まずは自分の体で体験していたわけですが、
わたしにとって最初の整体は、
『たまに連れられていく、薄暗くてうさんくさい場所』でした。
その後は、ぎっくり腰で行った以外は、
クイックマッサージがほとんどで、整体には興味がなかったのです。
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2.手首の痛み。肩こり。ぎっくり腰。
その他、わたしの体をちょっと紹介しておきますと、
右手首を小学生の時の跳び箱で痛めて以来、痛くなりやすい。
肩こりは、いつの頃からかなんとなくあった気がします。
一番ひどかったのは、仕事を始めた頃でしょうか。
そうそう、ぎっくり腰を2回やったことがあります。
1回目は、20歳くらいの時。
当時、牛乳配達をしていて、早朝ぼーっとしながら、
牛乳が入った重い箱を、「えいっ!」と持ち上げたとき。
あ、痛い。
と思ったものの、座ると痛みが治りました。
ところが歩き出すと、、、痛くて足が進まない!
急いで整体に行きましたが、治りませんでした。
一週間以上たちました!痛くありません。と言って整体を受けましたが、
本当は発症2日目だったため、施術中、痛いのなんの
>o<;
触ればいいってもんじゃないのね。。。
2回目は、それから数年後。
仕事中、患者さんを抱えたときに、グキっと。
その日、足の小指をぶつけて、まともに歩けなかったんです。
その影響がもろに腰に出たようでした。
その時は湿布を貼って、1週間ほどで痛みが消えました。
腰痛、その後もかなり悩まされたなぁ。
今は痛みはありませんし、出てもすぐに楽になるけれど。
※ちなみに腰痛は、言いたいことや怒りをがまんしているときに起きると言う説があります。
腰痛が起きた頃、確かにいろんな負担があったのかもしれませんねー.ー;
開業をしてからですが、足を折りました。ポキっと。
仕事を数ヵ月休んだのは大変でしたが、いい経験でした!
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3.スクールへ。
看護師はもちろんですが、
最近は介護福祉士、ホームヘルパー、ケアワーカーさんの「腰痛」が
大きな問題となっています。
20代で腰痛持ち。
仕事中は腰ベルトをつける。
中には椎間板ヘルニアと診断を受け、退職する人も。
前の病院では、整形外科もあった病棟でしたので、
ヘルニアの手術を受ける方を見てきました。
腰って、
「月=体」の「要(かなめ)」ですもんね。
20代の若い介護福祉士が、腰痛を持っている。
仕事にも、生活にも影響が出るくらいに、痛みが悪化する。
「職業病」で片付けてしまうのは、あまりにも代償が大きいのでは。
看護師として、何かすることはないかなぁ。わたしにもできることが。
そんな思いがありました。
そうそう、患者さんにも、肩こりがひどい方がいらっしゃいます。
でも、肩さえもむ時間がない。
それなら、技術を身に付けられたらいいかもしれない。
短い時間で、肩こりを解消できるようになれば。
そんな思いを抱えていたある日、
習い事の雑誌、「ケ○コとマ○ブ」を読みながら、とある整体院を見つけました。
フリータイム、単位制。ひと月2万円。
これなら、仕事が休みの日に通える。
さっそく、体験スクールに参加しました。
強い力が要らないこと、
骨の矯正はせず、筋肉を伸ばすこと。
わたしのやりたいことに合っているかも。
そして何より、
生徒さんの施術がうまい!!気持ちいい!!すごい!!こんな風になりたい!
次のお休みから、わたしは学校へ通うことにしました。
スクールに通い始めてわかったことは、そんなに甘くない、ってこと。
確かに、看護師の勉強で、少しは筋肉のことを知っているけれど、
知っているだけでは、全く役に立たない!ということを思い知らされました。
そうなると、闘争心がメラメラと。
本業以外は、整体のことばっかり考えていました。
そして、努力した分だけ、ちゃぁんといい施術ができました。
おもしろい、整体っておもしろいよっ!!
そしてある日、スタッフにならないか、とお話が。
「はい!なります。」とその場で決定。
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4.プロになる
婦長さんには、『もったいない。』と何度も言われました。
・・・もったいない。
その後も、多くの人に言われました。いまだに言われますねぇ^-^;
もったいない。そうなのかな。
でも、看護師に戻ることは、その気になればいつでもできる。
したいことができるチャンスを逃すほうが「もったいない」。
整体院のスタッフとなり、まず学んだのは、自分の体のゆがみっぷりです。
そこの整体は、親指でグィ~と押すものではなかったので
整体師にありがちな親指の痛みはなかったのですが、
元々の痛みがあるので、最初は手首が痛くなりましたし、
施術中は腰が痛くなって座っていられないし、肩は凝るし。
でも変な姿勢で施術をしていたら、怒られるし。
そう、「自分の体がボロなら、施術もボロになる」ってことを学びました。
体が資本なんだ。と。
ここでスタッフとして働いた経験は、一生の宝物です。
スクールで、限られた生徒さん相手の施術とは全然違う、
10人施術すれば10倍以上の、
100人施術すれば100倍以上の、
経験や学びがありました。
整体の技術以外にも、さまざまなセラピーに興味があるスタッフがいて、
後に書きますが、気の流れ、フラワーエッセンス、自然食品、
わたしの中の大きなエネルギーブロックをとってくれたのも、ここのスタッフでした。
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5.整体って
ある日、相方の転勤が決まりました。
しばらくはスタッフとして経験をつみ
(決定までには様々なことがあったのですが)追いかけて転居。
函館には、たくさんの整体院があります。
整体のスクールがいくつかあるせいもあって、今もどんどん増えています。
「うーん。どうしよう。どこかで整体院のスタッフとして就職しようか。」
整体師や、それ以外にも、就職のお話がありましたが、
とある整体へ行って思いました。
「・・・これくらいなら、わたし、できるわ。」
これは、おごりではなくて、
整体って、いろんな理論があって、いろんな方法があります。
ですから、違う施術をすれば、違う筋肉が伸びる。
ですから、遠慮しないで自分の方法をやってみればいいと。
また1から、新しい方法を取り入れる必要はないなぁ、と思いました。
どの整体法が合うかは、人それぞれなんですよね。
近くに整体院があるから、とあきらめる必要はありません。
あの整体師さんと、わたしの技術は違う。
わたしが下なら、勉強と、経験をしないとうまくならないのは確かなんですから。すぐ始めよう。
(ちなみにわたしは、近くの整体院の先生には、時々お世話になってます。
ちょっとくらい近くに整体院があったほうが、便利ですよ!!)
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6.メリット。デメリット。
●一人で整体業を始めたメリット●
気をつかわなくていい!
すごく楽に施術ができるようになりました。
冷静に、自分の技術の程度を判断できます。
それまで、周りのスタッフにどれだけ気を使っていたのか、改めて感じました。
お客さま一人に気を配れます。
自分サイズの道具を使える!
ベッドも、イスも、自分の身長に合わせて高さを変えれるものを用意しました。
そうしたら、不思議なことに、あれほど悩まされた腰痛がなくなりました。
一般的な整体のベッドは、低いものが多いのですが、
そういう当たり前が、体に負担だったんですね。
自分の理論で施術ができる!
整体院では、習ってないことを勝手にやるわけにはいきませんもんねぇ。
自分のお店なら、アロマや、気功を使うことも含めて、
他のスクールで身に付けた別の技術を取り入れることができます。
●デメリット●
自分ひとり。
当たり前ですが、誰かに施術をお願いすることはできません。
疲れたから休むことも、2人で施術することもできませんし、
お客さまのご希望の時間が重なればお受けできず、
それがきっかけでお客さまが離れてしまうことも多々あります。
自分の技術が満たなくて緩められない筋肉は、
自分の技術を上げる努力をして補うしかありません。
その分、自分の整体の基礎となる技術選び(最初の学校選び)は重要だと思います。
もちろん、後から別の技術を取り入れて補うことも自由ですが。
近くに先生がいないと、
技術チェックができなくて技術が落ちるのでは、と思ったこともありましたが、それはありません。
毎日、お客さまの体が厳しくチェックして答えをくれます。
元々、整体の仕事って、何人かスタッフがいるお店で働いていても、
その施術の時間に頼れるのは、自分の技術だけですから、
そんなに変わりないのかもしれませんねぇ。
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整体を身に付けて、次はアロマだ☆